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再会
「あ・・そう言う話何べんもある。そやきんど、実際あなん場所で65釣ったゆうたら、そら、そう言う話出てもおかし無いん違うんかいね、洋司さん」
「何じゃ・・そら、丸、お前もじゅんさんを疑うとるちゅう事かいな?」
「あ・・いや、それは周囲の話じゃきん、わしは・・」
「おい!」
洋司が大きな声を上げた。
「な・・何なん?洋司さん」
丸岡の顔が引きつっている。
「丸よ、お前の今、第2チヌ釣り倶楽部の会長やきんどのう」
「やっとるん・・それがどなんしたんな」
きっとした眼で洋司を睨み返した丸岡だった。この場は、もはや旧知のご無沙汰を懐かしがる雰囲気では無くなっていた。




