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車椅子の少女

「・・分かりました。おっちゃんの言う通りにする」

「よっしゃ、ほなら裏の鳩舎に回ってくれるか?」


 母娘は、玄関から出て裏へ回ると、さほど大きくは無いが、2坪程の鳩舎が2棟見えた・・。

 少し肌寒い11月の午後、外には10数羽が群れている鳩舎立地は、裏のかなり大きい農園に面している。その農園に向かって、鳩舎のタラップが開いていて、鳩が鳩舎から飛び出した時に、電線や障害物が無いように配慮された構造であった。


「鳩舎はな、地上から1メートル上げてある。湿気を避ける為じゃが・・由香里ちゃん、そこでちょっと待っとってくれや。ちょっとあんたが鳩舎に入るんは、無理やきんの」

「はい・・」


 そう言い、松本は、鳩舎に入り、バスケットに8羽の鳩を入れて由香里の前に差し出した。


「ええか?こう持つんやど・・」

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