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再会

 松本は、得体の知れない大きな流れが、今自分の身に起きつつあるのを感じていた。それは、鎌足が香月と並び、競翔家としての素質・天分を認めていた沢木が 20数年振りに訊ねて来た事、由香里との事、全てがここに繋がるような気がしたからだった。しかし、沢木は鳩を触ろうとはしなかった。じっと鳩小屋の外から、中を凝視する。そして、すぐ・・


「おいやん、あれと、この鳩じゃ・・どなんしたんじゃ・・何で 勢山系を今更交配させたんかいね?」


 松本の表情が凍った。どうして、この男が、瞬時に2羽を言い当てて、且つ異血交配した血統まで分かるのかと・・それは遥かに松本の予想を超えた次元の違う鑑定であった。

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