表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/3046

再会

 松本の提案に、沢木は裏へ回った。その鳩を見るなり、沢木が、


「おいやん!何で、ここへ鎌じいの、夜風系が居るんぞね!」


 彼が驚いて発した言葉に、松本が、


「鎌足さんが、亡くなったんを知らんか?お前・・」

「え!死んだ・・ありゃあ・・知らなんだ・・わし。墓参り行かないかんがな・・」


 沢木の顔が曇った。


「鎌足さんとこの柔道の弟子、佐川言うもん(者)が、夜風系を引き取って、えらい関東で活躍しとるわ。ほやきんど、ほんまに、夜風系を鎌足さんが、継がせたかったんは、沢木・・お前じゃろのう・・わしには、死ぬ間際、鎌足さんがのう、松本、お前は律儀な男じゃ、そやきん、別筋になるきんど、こっちの天魔号の血筋を頼む言われたんじゃ」

「ほうですか・・長い事ご無沙汰しとったら、えらい事になっとるねえ・・そう言や、思い出したわ。夜風系には、翠波号と、天魔号ちゅう飛び筋が居ったねえ・・」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ