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再会

「ほうか、ほうか・・そなな付き合いやったんか」


 頷く松本に、


「ひょっとしておいやん・・あの玄関前のスロープ、由香里ちゃんが通り易うする為にしてくれよんな?」


 沢木が言うと、


「ほ・・相変わらず、勘の鋭い奴よのう、お前があのまま、競翔を続けよったら、東予連合会最強鳩舎になっとったのは間違い無い」


 松本の言葉に、遠くを見るように、沢木は天を仰いだ。


「あかん、あかん・・。わしな、おいやん。今もよう鳩の夢見る。好きじゃ、今でも鳩は。そやきんど、中途半端したら、生き物は駄目じゃきん、その責任を負えん人間は飼う資格が無いんぞね」

「お前はそう言う奴やったよの・・わしもその考えは賛成じゃきんど・・。どうじゃ、久し振りに折角来たんじゃ、鳩を触って行くか?」

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