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最終章 追憶・回顧
結果を論じるのか?聞きたいのか?それは否である。鳩達の歴史は繰り返されるのである。
そして、何時かその思いは届いて行く筈だ。そう信じたい。
全ての物語において、結果があり、そこで終了するのでは無く、全ては自分の生涯に何を残したかでは無く、何を行って来たかなのである。そして、それを回顧するのは自身の命が潰える瞬間では無いかと思う・・。
この数年後、少し季節的にも冬の到来を感じる頃・・
ヤマチューが、沢木に駅長室に呼ばれた。
未優は前年の春、ゴールインしていた。そして、その夫三木昭雄は沢木グループへ。未優は、三木未優として、又夫婦は、グループの大きな核となって行くのである。次代のTOPは未優・・この頃は、誰もがその彼女の実力を認めていた。




