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最終章その3 鳩達の潜在意識
少しして、由香里がぽつんと言った。
「環姉ちゃん・・」
「うん?」
静かに環は答えた。
「うち、怖い・・」
「どなんしたんよ、言わな分からん。おばちゃん、おろおろしとったで」
「御免な・・」
「構わん、ほなん事。言うて見る気ある?言うてすっきりする事もある。そういや、昔っから由香里は皆が見えんもんが見える言うて、よう泣きよったわな。普通大人になったら、そう言うの余り見んようになるきんど、そっちの類の話かいね?」
少しして、由香里がぽつんと言った。
「環姉ちゃん・・」
「うん?」
静かに環は答えた。
「うち、怖い・・」
「どなんしたんよ、言わな分からん。おばちゃん、おろおろしとったで」
「御免な・・」
「構わん、ほなん事。言うて見る気ある?言うてすっきりする事もある。そういや、昔っから由香里は皆が見えんもんが見える言うて、よう泣きよったわな。普通大人になったら、そう言うの余り見んようになるきんど、そっちの類の話かいね?」
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