表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
251/3046

競翔家の一歩へ

「何ちゅうか、じゅんは、過去のデータを全部頭に入れとるんですわ。ありゃあ、学校では勉強は好かんかったらしいきんど、過去のレース全ての順位や、個々の鳩の分速まで頭に入っとりますきんな」

「へぇー・・・」


 とりが眼を丸くしている。


「あ・・じゅんおっちゃんも自分で頭を指して、ここよと言うとった。きゃは・・」


 由香里が笑う。


「特殊な能力よなあ、川滝さん」


 松本が言うと、川滝も、


「ほうよ。誰っちゃ、真似出きん。鳩の動きまで覚えとる」


 洋司が、


「そうなんですわ・・釣りやっとっても魚の動きまで見えとる見たいに、こっちで竿出しとったか思うたら、今度は全然撒き餌の効いとらんあっちの方で魚を掛けよるし、バンバン釣れとんのに、ぴたっと釣り止めて、ここにもう居らん言うて、場所移動するんですわ。ほんまにじゅんさんの特異な能力は充分わしも知っとりますきん」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ