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周囲のざわめき
「例えば、KS食研㈱と提携もあるとか?」
「鋭いのう、田村君。そう言う事じゃ。つまり、食文化の発展寄与と言うのも、方向性としてはあるわの?その為には、直接顧客の舌にアピール出来る言うモニター制度見たいなもんよ」
沢木はとりが発案した事をここまで、既に短時間で発展させていた。或いは沢木が既に自分の目的の一つとして出来あがっていたものかも知れないのだが・・。
クリスマスパーティーの席上までには、既に新人事案件はこうして実行段階まで来ていた。
その事業だけ見ても、今までに無い大きな発展が約束されているような気がした。
とりが朧に感じた夢は、経営者の眼では、ここまで先を見越した事業として考えられているのだ。
慌しく又この年も様々なドラマや、動きがあった。来春からの沢木グループ再編の大きな動きもある。急成長を遂げて行く沢木グループに必要なもの、それは沢木の側で片腕となり、支えるスタッフ達だ。沢木の影響で、周囲は伸びて行く。才能を開花し始めた由香里、ヤマチュー。




