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周囲のざわめき

「なあ・・どこが?採用や不採用やら分からんかったら、修正しようが無い」

「はは・・修正っちゃ、未だ充分に案が出来て無かった言う事か?」


 沢木が再度訊ねると、


「案は案。ほやきんど、それは机上の空論。実戦によって、どなん変化でもする。ほやきん、ああでもない、こうでもないと考える所に向上がある。ほんで、最初から方程式見つけて出すような企画じゃったら、親父はうんと言わんじゃろ?みっちゃんのアイデア悪う無い。ほやきん、おおまかな形だけ出して、変化を求められる企画案として出したつもりやきん」


 未優がくすくすと笑った。彼女なら、方程式を準備して、完璧な理論武装を行ない沢木に示すだろう。又戦略を練り込み、落し所を探るに違いない。長女環は違った。隙だらけの企画案で、どのような変化も受けるぞと言う含みを最初から持たしているのだった。

 沢木が更に笑う。


「環、どこでほなな戦略身につけたんぞ。はは・・確かに方向は悪う無い。ほやきんど穴ばっかりじゃ。それは、わしが、どう動くんかを試しとるんか?」

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