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周囲のざわめき
「お前・・どこでそなな事を・・おい、それ以上親の事に首突っ込むんなら、勘当も辞さんぞ、わしは」
「無論、そのつもりで今晩はここに居る。親父、宗教っちゃ、金儲けする所な?馬鹿高い永代供養料やら、色んなもん全部私物にして、それを資金運用する?暴力団に地上げ頼んだり、金融業に手出したり、基山さんとの共同経営のアパート事業に手出したり・・わしは、ほんまに甘ちゃんだった。これからは、フリーの坊主として、金の掛からん葬儀や他の事に仏教を生かしたい。それだけ言いに今日は奈津美と来た」
「・・待て・・その娘がどなな立場か分かっとんのか?お前は」
清水は、
「知っとる。親父の借金のかたとして、基山さんとの関係があった事も、奈津美は言うてくれた。住職・・寺っちゃ、何な?何の為に檀家があるんな?わしは、こなな生き方ならしとう無い」




