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周囲のざわめき
「わし・・もっと野菜扱う、青果市場見たいなもんが出来て、流通拠点があれば思うとんです。そこから、小型トラックでも構わんきん、宅配したり、全国発送したり出来る場所・・その一角にわしは妻鳥屋ちゅう看板を掲げて、この静寂の杜も勿論ええきんど、商売出来たらなと思っとりました。勿論わしにはちっぽけな八百屋しか無い。ほなな大きな夢は実現なんぞ出来んのですきんどね?笑うて下さいや・・はは」
笑うとりに、沢木は一喝!
「ど阿呆!人間、努力して適わん夢やかない!何がそれが大きな夢ぞ!」
流石のとりも、大きな体をびくっとさせた。
沢木が、とりに対してここまで大きな声で怒鳴ったのは初めてだった。




