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孤高の気質
由香里が笑う。
「きゃは・・そやきん、半人前、ヒデ君は」
大道がにこっとして言う。
「良かった・・」
「何が?」
由香里が問う。
「由香里、やっと何時もの顔に戻んてくれた・・」
「ふ・・」
沢木が2人に振り向いてにこっと笑った。そして・・
「さあて、由香里ちゃん。今度は中仕切りを金網にすらいの」
今度は、寒冷紗を外して、中仕切りが金網になった。
途端・・大きな異変が起こったのだった。
松風号が、大きく喉を膨らまし、求愛のポーズを取ったのだ。
「お・・」「あ・・」「え・・」




