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周囲のざわめき

 それは沢木・青木の今までの付き合いや、今後のHZK㈱との提携や様々な、企業体との関連も含めてこう言う形が尤も良いだろうと言う結論に達した為で、青木は既にKS食研㈱本社工場受注の大仕事で、この方向転換を明確にした。つまり、先頃の浜田と同様で、これ以上の企業規模になると、自分では組織を束ねられないと思ったからだ。企業になれば、雇用する従業員だけでなく、その家族、又下請企業、取引先における様々な重責がある。個人経営の限界とは実はそこにあるからだ。

 総会が熱を帯び、又、主要なポストも大体の所の説明が終わり、立食のパーティーが開始された。

 沢木を中心に、この日は洋司も側に居る。お握り屋部門の長として、今までに無い重責を担って行く訳だが、何故かその部門長の中に、とりの名前は無かった。元々正社員としての地位が無いとりではあるが、十分に静寂の杜の幹部としてこれまでやって来た筈であるが・・

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