周囲のざわめき
現在の沢木グループの再編を発表したのだ。それは組織である以上絶対不可欠な要因である。しかし、こう矢継ぎ早の目まぐるしい改革は、或意味痛みを伴い、混乱を招く。その上で確固たるリーダーが必要であろう。人材育成を柱に改革に取り組んで来たとは言え、沢木グループの中核を占めるのは30代から40代前半の若い社員だ。
沢木は、総勢今や237名になる総社員にこう言った。
「今日は、初めてとなる沢木グループ社員一同の第一回の総会となりました。沢木グループは、スタートのインテリアコーディネーターの仕事から、リフォーム部門に進出し、企業コンサルタント、藍川牧場の共同経営、静寂の杜、最近では雑誌社を加え、又お握り屋展開を考えています。更に、これまで外注先だった浜田印刷㈱も100パーセント子会社として加わりました。それぞれが自主独立と言う形でやって来ましたが、組織である以上、どこかでグループ企業はその関連性を確立し、トップダウン形式の指示体形をを確立しとかないと、これから先のグループ企業の方向性が見えんと思います。巷では、我がグループの事を何でも屋と称する話も聞きます。それは、敢えて否定しません。我が社は顧客のニーズに全て答えるだけのグローバルで、オールマイティ的な叡智を結集し、時代の中を邁進する。それが使命と思っております」




