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周囲のざわめき
「今感じた・・由香里、もう全然違和感無いわな。自然に足運びしとるね」
「最近、皆からも言われる。うち、ちょびっと軽いジョギング程度なら出来るようになったんよ」
「うん・・ほな、ちょびっと白城寄る前に行って欲しい所あるんよ、付き合うてくれる?」
人目を引く二人である、何人かが二人の姿を見て振り向いた。未優は、洗練された大人と言うイメージで自信に漲っている。由香里にとって頼りになる沢木家の次女である。
未優が一緒に行こうと言った場所とは、今治市にあるタオル美術館であった。
「あ・・ここ知っとる」
「来た事ある?由香里」
「ううん、来た事は無いきんど、テレビでもやっとったし、雑誌にも出とるきん」
「そう、ほなええ機会じゃきん見て行こ。今度の雑誌の号に取り上げよ思うとんよ」
「へえ・・え?ほな、もう未優姉、本格的にこっちでやるんな?」




