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周囲のざわめき

「この国には大きな改革が必要です。今だからこそ手がける・・いえ、もう遅いのかも知れません。でも、やらねばならないんです。沢木さん、この静寂の杜は、貴方にとって夢に向かう一歩なのかも知れない、しかし、それは貴方の限られた人生の中で達成出来る夢ですか?」

「いや・・そうは思うとりません。ほやきんど跡を告ぐべき我が娘とか、同感して貰った企業家、友人と、次に繋げるべき準備は出来つつあり、しとるつもりです」


 磯川は頷き、


「沢木さんのお考え全てに感服し、敬意を評します。その上で、私に協力出来る事があると存じ、この図案をお持ちしました。まず、見て頂きたい」


 沢木は一瞬で自分の脳裏に図案を入れ、尚且つその図案を常人では無い超抜な分析力によって、どう言うものであるかを理解出来る人間。


「で・・今日お忙しい中、四国のこなな片田舎に来られた訳は、先ほどの話とどう磯川先生と繋がる訳ですかいね?環がお世話になりました。又娘の誠に勝手な都合で、今年一杯で折角お誘いを受けた磯川総合病院を退職するちゅうご迷惑もお掛けしとります。その事も含めて・・」

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