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周囲のざわめき
「あの・・うちじゃって、夜7時から11時までのアルバイトじゃきん、ふれ愛で奈津美さんと話す機会も少ないんじゃきんど・・奈津美さん、相当大きな借金がある言うとるん聞いた事ある・・」
いよいよ本題に触れて来たようだ。
「八重ちゃん、済まん。奥の部屋ちょっと貸してくれ。話が長うなりそうなきん、済まん」
「あ、どうぞ。もうすぐ尚子さんも来るし、ええですよ」
困惑するえっちゃんを伴い、清水と沢木は応接室に入って行く。えっちゃんが頑なに話に応じねば世間話として、ここで話を打ち切っていた所だったようだが、奈津美の話題から、どうにか二人が知りたかった情報が少し聞けそうになった。何がどうなり重要なのかは分からない。
しかし、沢木が超忙しい日中に清水と共に白城にいる事は、大きな何かがそこにあるのだろう。
えっちゃんの口から語られた事・・それは清水にとっても少し衝撃であった。




