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周囲のざわめき
「おう、知ってるわ。ニュースでやっとったわのう・・遠藤君かいな。まあ、こう言うのは是か非では無うて、心因性の病気と思わないかん、何が普段の自分を変えて行くんか、一つ、一つ解きほぐさなのう。かと言うて、遠藤君とこはごく普通のサラリーマンの家じゃわのう・・」
自分の情報より沢木の方が詳しいと、清水は頭を掻いた。
「はは・・沢木さんの方が詳しいんじゃきん、わしがどうこう言えませんわ」
「清水君のカブも、えっちゃんのスクーターも切られたちゅう事じゃきん、まあ、わしの耳にも入っとった。人間心理ちゅうんは、複雑なもんよのう・・」
「はい・・」
少なからず、この事件は周囲に衝撃を与えていた。えっちゃんも、大きなショックを受けていた。
「えっちゃん、ちょびっとおっさんと話せんか、ここに座ってくれるか?」
「あ・・はい」
横目で八重子を見ると、頷く彼女。えっちゃんは、清水の隣に座り沢木と対面した。




