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孤高の気質
大道が、
「ええよ。ほな、今から来てつか」
大道が車を動かすと、ヤマチュー、石川が同乗した派手なフェアレディZ、由香里の車は続いた。
大きな造園の敷地内に入る。立派な鳩舎が見えた。これまで見た鳩舎の中では最大で、その造りも立派なものだった。父親が造ったものを継承して、今は大道が競翔しているそうだが、どんどん父親は、外国から毎年のように鳩を購入しているとの事だった。
ヒデの母親が出てくる。由香里はこの母親が少し苦手だった。根堀り葉掘り家族構成、父親の職業等を聞かれた事があった。
この日も・・
すぐ・・由香里に視線を送った。ヤマチューの派手な車にも・・
「あ・・貴女・・佐々木さんでしょ。・・大変だったわねえ・・」
その上から下へ舐め回すような視線が、いきなり由香里に刺さった。頭を下げはしたが、視線を合わす事が出来ない由香里は、下をうつむいてしまった。




