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2022/3046

周囲のざわめき

 にぎやかな声が又聞こえて来た。環、未優達が顔を揃えた。中心に由香里が居る。

 ははは・・ふふふ・・きゃはは・・

 蟋蟀の季節・・鈴虫の季節・・法皇山脈の翠波峰に白いものが被る季節・・

 季節の移ろいと変わらぬ人間関係。だが、時は粛々と、或いは厳格に、又優しく過ぎて行く。


 環が戻って来たこの日の夜、彼女は重大な事を打ち明けた。


「うち、来春に、道の駅に戻って来る」

「えっ!」


 沢木も驚いた。


「どう言う事?環姉」


 未優が少し眉をぴくっとさせた。

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