2010/3046
伸びる若芽
全国の注目の的と一躍なった燧灘競翔連合会の結果を受けて、
川上氏と香月が談笑していた。
「一男君、頑張ってるね、燧灘競翔連合会。でも、その中に白川系の名が無いのが少し寂しいがね、ははは」
香月はにこりとして、
「お義父さん、そうは思われて無い筈です。山部さんは流石にベテラン競翔家です。この根は2年、3年後にきっと開きますよ。それだけの優秀な血を山部さんは実感されている筈ですから」
ふふふ・・ははは・・この絆は深い。又、四国と言う地を選択した二人の考えは成功したと言える。
秋レースが終わった。
様々な苦悩や、問題や、喜びを残し、この秋は競翔界の革命を予見させた。
四国に燧灘競翔連合会ありと・・。
「がしゃーん!」
大きな音がした。白城での突然の出来事だった。




