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孤高の気質

 そう言いながら、沢木は持って来た中仕切りを鳩舎に設置し、今度は完全に両鳩を分けたのだった。それから、鳩舎を薄暗くする為、寒冷紗を上から掛けた。第一幕で香月が白竜号、ネバー号に行った方法と良く似ているが、沢木と香月にこの方法の接点は無く、香月の文献にも記述もされていなかった。


「ほな、起きたら、由香里ちゃんに言うとってくれ。2週間この状態にしとくわっての」


 沢木はそう言って帰って行く。いかに沢木がこの途方も無い挑戦に対する策を次々と考案していたか頷ける一件であった。

 その2週間の間に、由香里はヤマチューに招かれて、彼の鳩舎を訪問していた。粗末であるが、かなり多くの鳩が入れられて居た。連合会でも熱心な若手である彼の熱意は充分感じられた。石川も来ていた。


「ええね、ヤマチューさん」


 その由香里の言葉に、


「ふ・・まあ、わしもやっと妻鳥さんと肩を並べられる位にはなれたかのう」


 意外な顔で、由香里は言う。

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