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2001/3046

伸びる若芽

「旋回も殆どせなんだなあ、今日の放鳩・・」


 呟いた委員達だった。

 高気圧と快晴の青い空は、黒い竜に違和感を感じながらも、許容するように、鳩達の進路を開けていた。

 由香里は午前中からそわそわして落着かなかった。

 道の駅出店で、準備の忙しい洋司も、


「どなんしたんぞ、由香里。はは・・今日はえらいそわそわしとるで無いか」


 8時過ぎに、ター君が一番に喫茶店にやって来る。由香里はター君の向かい合わせに座った。少し驚くター君。


「えらい早いで無いかいね、由香里ちゃん。休みの日は遅寝じゃろ?いっつも」

「そう言うター君も早いね」


 はは・ふふふ。同じ競翔仲間、レースの時には興奮して寝られないものだ。

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