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1983/3046

伸びる若芽

 驚く洋司と由香里だった。そして浦部達も秋レースの最中の事。次週に浦部達は、700キロ地区Nレースを控えていた。初めて対する、清治と由香里。しかし、互いに以前から知己ように会話を交わした。

 その不思議な二人の感性は、香月、浦部の想像を遥かに凌駕していた。


「はは・・以前から清治君の能力については、知ってるけど。この佐々木由香里さんも、自分には計り知れない能力を感じるよ、香月君」

「ふふ・・この能力は、多分太古に人間では無く、人として個の感覚を持っていた時代に備わっていたもので、科学的説明は出来かねますが・・」


 ははは・・ふふふ・・二人しか分かり合えない情報を、談笑しているその横で、香月が輝竜号、閃竜号を浦部にも見せた。


「凄い・・・清竜号とは又違う・・何と言うんだろう、黒竜号、隻竜号とも又違う・・これは、突然変異と言うべきなのかな、香月君。全てに常識の域を逸脱している」

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