伸びる若芽
「ほんまは、炊きたて握るんが一番じゃ。ほやきんど、熱うてな、それはすぐに無理。御櫃に取って、保温出きる準備としとって、それから客足見もって飯炊くつもりじゃ」
「成る程、考えとられますね。ほな炊出しは竈の数から言うて間に合う段取りで?」
「いや・・その辺が分からんのよ。実際シミュレーションして見んとのう・・」
「ほな、それが洋司さんの実践が必要なとことして課題。わしのどない思いますかいね?」
「よう考えとる。季節によって野菜の数、果物の数、種類が違うの当り前。その上で需要と供給のバランスもあるじゃろ。ほやきんど、何で、田村ファーム言うんがあるのに、トマトメインにせんのぞ?年から年中揃う訳じゃろがい。ほれに、地の枇杷やら、柿やら、柑橘類やら、藍川牧場でもかなり作物が出荷されよんのに、そこへの交渉が抜けとろうが?市は今の状態から逆にとり君が言うた春、秋4日制で増やせるんと違うんか?営業日。即ち、全てのセクトに人を呼ぶ、増やす事になるん違うんかいの?」
「ああっ!ほうじゃあ、その通りですわ!あっちゃあ、わし、大事なとこ抜けとった。洋司さん、おおきに」




