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伸びる若芽

 苦笑いする洋司、由香里もくすっと笑いながら2階に。

 洋司もとりと一緒にテーブルに座った。


「ちょびっと企画案見せてくれや。わしもとり君にちょっと見て欲しいんじゃ。お互いヒントが出るかも知れんじゃろ?じゅんさんは、一人で考えゆうた訳でも無いと思うし」

「洋司さん、何でそなん事分かるんかいね?」

「釣り倶楽部やんじょる時もようやっとった。自分流は大いに結構じゃ。ほやきんど、他人と自分はどう違うんか、視点を変えて見るのもええ・・ちゅうての。つまり、じゅんさんは静寂の杜をどう経営して行くんか、独りがりにならん、どなな普段のコミュニケーションを皆が取っとんか見とんよ。それこそが組織、チームやろが?」

「あ・・成る程。ははあ・・そう言う事か。ほな、洋司さんお願いします」


 互いの企画案を見せ合う二人、二人とも絶賛し合った。その上で、何が足らないのか討論する。


「洋司さん、言うたら完璧じゃ思いますわ。ほやきんどね、竈の数、米の保管、炊出しと来客数もあるきん、殆ど昼前後に集中するこの捌きをどなんすんかいね、ちょびっと疑問」

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