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伸びる若芽
「何と・・恵比寿のデザインと、石川君のまである。はは・・どなんなっとんぞ、これは・・」
由香里が、
「色んな体験学習とかで、自然草木の染物があったらええなあと言う事で前から、考えとりました。皆さんのデザインが素晴らし過ぎて、余りにもうちらと次元が違うんじゃきんど、静寂の杜オリジナルの手ぬぐいが出来んかなと思うて・・」
沢木が、少し沈黙した。少しどぎまぎした二人だったが・・沢木がにこっとする。
「よっしゃ、やって見い。これも企画OKじゃ。わしゃあ、今日はどなん皆に突っ込み入れたろかと、ちょびっと静寂の杜の連中にカツを入れるつもりで居ったのに、全員予想以上の企画案じゃった。何じゃあ、かえってつまらんのう、ははは」
「あの・・ほながっかりして帰ったとりさんも・・?」
「悪う無い。2、3手加えたら、市場改革の案は通すつもりじゃ。ちゃんと経営として市場を捉えとる。正面を向いとる案は、わしは反対なんぞせん。ほやきんど、とり君には言うたらいかんぞ?はは」




