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孤高の気質

 八重子が、


「大道君じゃわね・・中学時代サッカーをやられよった」

「え・はい」


 八重子が言葉を続ける。


「今は、お父さんと造園やられよんじゃてね」

「あ・はい」


 短い言葉しか発しないヒデ君に、由香里は助け船を出す。


「相変わらず真っ黒じゃね、ヒデ君」

「へ・・外の仕事しよんじゃもん」


 八重子が台所へ戻ると、由香里が、


「鳩の訓練、順調に行っとるん?」

「おう、わしんとこ、最近ゴードン系入れたんじゃ」

「そうなん?うち血統の事言われても、よお分からん。それって、ええ血統なんじゃろねえ」

「まあの・・そやきんど、ここらで成功しとる人の話はあまり聞かん。やって見な分からんわ」


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