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伸びる若芽

「今まで、鉱物を無料進呈と言う事でやって来ました。ですが、この鉱物館こそは、皆さんがこれからも創り育てて行く場所です。寄付金と銘打つならば、皆さんから提供あった鉱物も、それは全てを収蔵する事もありません。余剰は、こう言った、参加して頂ける事業として、僅かであっても意味があるのでは無いでしょうか。この鉱物館に至っては殆どオーナーの自費で管理運営を行なっています。つまり、個人的な博物館形式で運営したく無い位、今は立派な施設になっていると思うのです」


 沢木は、深く頭を下げていた。これこそ、霧島が真にこの鉱物館の館長として、又静寂の杜の経営陣の一人として、管理運営を考えてくれているからだろう。霧島も企画案がそのまま通り、霧島栄子も大胆な静寂の杜販売品目見直しと、配置替え、植物館、水族館等の照明等、恐らく日頃から考えていた事だろう、分厚いレポートとして提出、沢木がこの人も随分褒めた。


「うわ・・3人連続パーフェクトやか言われたら、うち、恐いよう」

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