1950/3046
伸びる若芽
「何か、びりびりするもん感じるわ。うち、明後日までに企画書提出する。頑張る」
ヤマチューがにこっと笑った。身内同然の由香里と言えど、沢木の仕事に対する厳しさは、容赦はしないからだ。ヤマチューでさえ、何度も涙を零したと言う位なのだからと、聞いて由香里は、
「今、びりびりしとんのは、何時もの小ミーティングとは違うもんがある見たいなね。うち、やる気が逆に沸いて来た」
満面の笑みで、ヤマチューは帰って行った。
洋司と八重子に大金を見せる由香里。店の1週間の売り上げじゃあと洋司と八重子も驚いた。
又先ほどのヤマチューの言葉を聞いて、洋司ももっともっと練り上げておにぎり屋をやらないといけないなと思った。
それは、全員に緊張感は伝わっていたが、沢木は食事会の最後にこう言っている。




