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伸びる若芽

「ほな、いきなりじゃきんど、静寂の杜は、全て現金取引しよる。ほやきん経理は透明で、儲けたら儲けただけ利益がそのままストレートに帳簿に出るし、損したらその分は経営を圧迫する。幸いにしてグループ企業があるきん、それぞれは、違う経営方針で動きよる。資金の提供や供与もある。その中にあって、全く独立した形で静寂の杜はあるんよ。皆、ここまでよう頑張ってくれた。ここで、利益を出してくれたスタッフに還元したい。勿論ある程度の資金はプールし、新たな施設投資に回すきん、一文も残さんと皆で割る事は出来んのじゃきんどの?はは」


 手渡されたそれぞれの封筒の厚みに皆がびっくりした。


「ええっ、こなん貰うてえんですか」


 とりが言うと、


「何も、それが経営方針じゃ言うた通り。わしは約束を守る。大企業に負けん位には出たつもりじゃ。これは、儲けと比例するきんの。決算賞与じゃ」

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