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伸びる若芽

 大きく頷きながら、


「どう見ても極く近年に採取されたような物でしたので、良く観察しておりました。それに・・」


 そこへ霧島が入室。コーヒーを由香里が運んで来て、老夫婦の前に、霧島が沢木の横に座ると、二人にもコーヒーと茶菓子を差し出し、由香里は退出した。

 改めて、霧島が顔を上げると、


「あ・・貴方はひょっとして、京都大学の梅沢名誉博士では御座いませんか?」


 改めて、梅沢と言う老紳士が霧島の顔を・・


「あら・・そう言う貴方こそ、東京大学の霧島博士。何と言う奇遇なんだ」


 沢木と霧島が、この鉱物館の管理と、全ての配置やら企画をしたと言う事と、霧島がこの四国で鉱物の探求をして骨を埋めたいと、美味しいを連発しながら和やかな話が進んだ。

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