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伸びる若芽

「何や、何や・・面白そうな話で無いかい」


 ヒデ君とヤマチューが話に加わった。どっと又盛り上がる若い子の輪だった。


「おい、余り時間無いど!。そろそろゴム輪入れる準備せな!。なんぼ今日は閉函8時じゃ言うても」


 とりが少し離れた所で声を上げた。


「ほんま、とりさんの声っちゃでか過ぎ・・聞こえるちゅうに。年寄りびっくりしよるがな」


 あははは・・笑い声が満ちる。


「ほな、手短に言うな。ほんでも気にせんとってな、うちがそう思うだけじゃきん」


 由香里が言うと、


「はは・・ええきん、ええきん。由香里ちゃんのそう言うの外れた事無いきん、ほんで?聞かせてや」

「この子・・こっちの灰の子やきんど、凄い余裕ある。体も未だ出来て無いきん、無理せんとこあるきんど、かなり自信がある顔しとる。ほんで・・こっちの栗の子。物凄い勝気で力量も、素質もあるきんど、力の配分出来んのよ。ほやきんど、孤独で2日も知らん土地で過ごしたの余程堪えた見たい。ほやきん、今度は上手にペース配分出来ると思う」


 ほう・・・互いに見やる顔・・々・・由香里は鳩の気持ちが分かるのだ。!

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