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日々
又周囲が頷いた。松本の言う事は確かに現競翔世界の真理だろう、そう思った。沢木ならもっと違った視点から分析をしたかも知れないが、分析をした所で、全ては結果論なのである。つまり、競翔前にどれだけ各鳩舎が管理・訓練を行い万全の体調で愛鳩達をレースに送り出したかと言う事に尽きる。
発表された、400キロレースの結果が・・
優勝は村本・・佐野エース号直仔であった。流石に・・これこそ頭を取る鳩と言うのだろう。2位に大道、こちらも高橋ゴードン系の主流が活躍し始めた。佐々木鳩舎が3位・・ほとんどしかし開函前から予想されていたように、100位まで分速50メートルも変わらないタイムであった。
どの顔も明るく、秋レースで尤も重要な400キロレースは好調の中終了した。
その晩、ヤマチューが洋司に声を掛けられていた。
「おう、ちょっとヤマチュー君、話せんか」
「あ・・はい」




