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日々
「わしも長い間競翔の世界に居るきんど、こなな団子状態の帰舎は珍しいわのう」
ベテラン競翔家の何人かが言うと、そうだと周囲も頷いた。
「自然の事は、我々人間の考えでは計り知れんわのう、色んな条件が加味されてこう言う偶然も出来るちゅう事よ」
松本が言うと、秋山が
「偶然・・かいね、松もっさん」
「おうよ、偶然のものであって、400キロレースの距離の中にどなな気象条件やら、コースやらそれらを想像した所で、こうじゃあ言う絶対的な答えなんぞ出んじゃろが?漠然と分かるのは、放鳩前から今秋のレースは各鳩舎の状態も良かったし、新血統の導入やら管理、訓練に至る色んなレベルアップもあり、その上で今日は高気圧に覆われ、天候も良かったきん、高分速が予想はされとったわな?」




