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日々
秋山が、この日は審査員の任を離れ村本、清水と談笑している。関東4強の若駒はいずれも良い出来で、沢木が交配を勧めた事で、大当たりしたようだ。何と言っても佐野鳩舎の秘蔵代表鳩佐野エース号直仔である。一方秋山もパイロン号系主流を飼育し、流石と思わせる非の打ち所の無い洗練された血統だ。自信も漲る顔だった。旭も良い。小谷系は滅法強いこの単・中距離に置いて爆発的に力を発揮する。
にこにことしながら松本が周囲を見回している。
視線が洋司と合った。洋司がすぐ松本の所に。
「おいさん、今日はどなんかったんですかいね?」
「おう、今日は団子じゃあ、上位だけで100位は殆ど変わらんのと違うか?集計出て見にゃ分からんど、ほんまに今日は」
「こなん400キロレースが100キロ・150キロレース見たいになるとは思わなんだですわ」
洋司が言うと、又周囲に人が集まる。




