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日々

「いやいや・・やっぱり短距離レースを軽視したらいかん。何ちゅうてもこの大羽数の中を10位内に4度も優入賞しとる鳩が何羽も居る限り、それは無視出来ん。実際、若鳩で短距離入賞を果たす鳩が大成するちゅう例も無数にあるし、実際そう言う血統も居る」

「それはそう。確かに居るし、流石に小谷系よ・・なんでもビス号の直系らしいで無いかいね、旭さんとこ」

「それを言うなら、洋司さんとこの川滝系、とりさんのとこの川滝系じゃって、期待大じゃし、何ちゅうても飛び筋の主流じゃきんのう」

「わしは、磯川ペパーマン系の秋山君とこええと思う。流石じゃわ」

「村本さんとこじゃって、佐野エース号の直仔らしいで無いな。びっくりしたで。皆凄いわ」


 話題は尽きない。しかし、それは結果が出ぬ前の立談ではない、競翔結果が証明する形での論議だから話の重みは感じる。由香里が言う通りになって来よるわい。洋司はそう思い帰ろうとした。その時、松本に呼び止められた。


「おう、洋司君、ちょびっと話せんか。そなん遅い時間でも無いきんのう」

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