190/3046
陽射し
箸が進む。どれも非常に洗練され、手が込んでいて見事な料理が次々に出て来る。
京西が雑談の中で、こう言い出した。
「ところでね、沢木さん。最近、遺伝子操作、バイオとか、そんな話を良く耳にするでしょう?」
「え・あ、はい。わしは・・余りそう言う物は食べんようにしとります。天然自然で健康に育ったのが一番・・わしの家は農家ですが、無農薬の有機栽培をしとります」
「その通りです。まあ・・でもレタス、そのかいわれ大根もそうなんですがね」
「あ・・あちゃあ・・知らなんだ」
ははは・・京西と、沢木は笑った。
「つまりね、正しく理解する事が重要だと言う事で、我々の行っている分野はまずそう言う事なんですよ、沢木さん」
「私等民間の者に、そう言うお話は・・先生詳しい事はわしも聞きません・・でも、一つだけ先生の今の言葉の中で質問を受けますよちゅう理解で、聞きます」




