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日々

 それは、沢木の言う過去のデータや気象条件、ありとあらゆるデータから導き出される根拠とは、全く異質の感覚だった。しかし、由香里の恐らく言う通りだろうと思った。何でかは洋司にも勿論根拠は無い。でもそう思った直後、低空で飛ぶ数百羽の集団が鳩舎西方向から現れ、南、東、西へと分かれて飛ぶのを見て、それは確信に変わった。その集団から3羽同時に戻り、3羽打刻した。

 こうして12時頃までに6羽の帰舎を見た佐々木鳩舎は、洋司が喫茶店に降りて情報を待つだけとなった。沢木が昼から姿を見せた。


「おう、丁度200キロレースの最中じゃのう。はは、こなな日は店も空いとる。ゆっくりしよか」


 何か、良い事があったのか、この日は何時も以上に彼は上機嫌だった。


「何かええ事あったんかいね、じゅんさん」

「いや、はは。どうにか、月間の地元誌と釣り雑誌の編集が終わって、来月から発刊する運びとなった。今回は、コンセプトを徹底的に追及したきん、何度も編集やりかえて流石に肩こった。スタッフもかなりぴりぴり来とったきんの。はは。これでぴしっと筋が通った。釣りの編集は特に厳しいにやったきん、編集長も青ざめとったわ。何しろ、今まで全く切り込んだ事の無い境地じゃきんのう、安っぽい浅い取材では絶対に書けん内容じゃ。こっちは隔月発刊になると思う」

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