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日々

「あ・・戻って来そう」


 由香里が西の方向に顔を向ける。姿も見えない段階で、何が分かると言うのか。洋司も西の空に顔を向けると、小さな点が見えて来た。


「あ・・ほんまに鳩かも知れんのう」


 それは、段々と大きく、そして確実な姿となって、舞い降りた。

 打刻・・時計は午前11時37分。1羽目帰舎。


「ご苦労さん」


 洋司がスタミナドリンクを飲ませると、そう鳩に声を掛けた。


「なかなかやっぱり厳しそうじゃのう」


 彼が言うと、由香里が


「もうすぐ集団で戻って来るような感じがする。今日はあんまり分散せんと、大きな集団のまま戻んて来たん違うかなあ」

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