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日々

 座った由香里に、


「朝より顔色も良うなった見たいじゃの、苦い薬の効果ちゅうもんじゃろ。わしも重宝しとるきん」

「有難う・・御座います」

「じゅんおっちゃんと由香里ちゃんの今は間柄、他人行儀な礼なんぞ要らん。ところでの、由香里ちゃん、いよいよ本の出版日が決まった。ちょびっとサイン練習して見んか?佐々木由香里・・本名で構わんし、ペンネームがあるんなら、それもええ」

「え・・」


 いきなりそんな話が出たので、びっくりする由香里に、


「何も驚く事は無い。ヤマチューもサイン作った。ペンネームは、山下忠志から取って、中ヤちゅう名前にした」

「え・・ヤマチューさんも?」

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