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日々
「はは・・おいヤマチュー。折角美香ちゃんが勧めよんじゃきん、男らしいにぐっと飲んだらんかい。あれは夏ばて防止の薬じゃきんの、ええか?一気に飲めよ」
「あ・はい」
ヤマチューが駅長室に戻ると、目をきらきら輝かせながら美香が薬とコップを差し出した。
「一気に飲んだらえんじゃの?美香ちゃん」
「うん!飲んで、飲んで!」
ぐいっと飲むヤマチュー・・しかし間が開いた。そして・・
「にが-っ・・う・ごほごほ・・何じゃ、これ。苦いやか通り越しとるど。美香ちゃん、わし騙したのう・・」
きゃははは!大笑いする無邪気な顔の美香に対しては、怒る事も出来ない。頭をしきりに掻くヤマチューだった。美香はもう完全に立ち直っていた。由香里は午後3時頃になると、不思議に疲れが取れた。




