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日々
由香里が2階に上がると、洋司もカウンターの中に入る。景気も上昇中のこの時代。一刻々と世情も変化し、経営と言う戦略が相応した形で求められる事になる。守るのか転ずるのか・・それも何時の時代であっても求められるものでは無いだろうか。
ヒデ君と花山が白城に来て楽しそうに会話をしている。花山はコンタクトレンズにしたようで、全くイメージが変わった。元々顔立ちの良い娘だが、白い肌と少し短めにした髪ががらっと雰囲気を変えていた。交際は順調のようで、誠に微笑ましい程だった。
「由香里は出かけとんですか?洋司さん」
「あ、おう。今日は訓練に行くちゅうて、ター君等と一緒に朝早うから出たきん、もうそろそろ戻んて来るじゃろ」
「ほうですか。今年の仔鳩の出来、どこもええ見たいなですね。洋司さんとこも相当ええげなですきんど、合同訓練どなんでした?」
「はは・・まあええちゅうんか、悪いちゅうんか、未だ20キロ訓練じゃきんのう、そなん判断出来んわ」
「次の訓練楽しみですわいね。ほな・・わし等今から出かけるんで、居ったら一緒に遊びに行かんかと誘いに来たんじゃきんど・・」




