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日々

「あ・・」「う・・」


 全部由香里に言われたので、言葉が出ない3人だった。由香里の能力はとうとう開花し始めた。

 矢原とイクちゃんが、美香の事で激しいやりとりをしたようだ。美香のような可愛い娘なら、好意を寄せる者は幾らでも居るだろう。由香里だってそうである。矢原はイクちゃんに、付き合っているんだったら、気持ちが本気であるなら、どうしてそんな状態になる美香の事を分かってやれないのかとなじった。イクちゃんは愕然とした。それは、同じ言葉が由香里にも当てはまる。しかし、そこまで血を分けた親子でさえ踏み込めぬ領域には、イクちゃんも、由香里も立ち入る事は出来ない。冷静になれば、矢原も頭にかっと血が上っていた事を謝り、イクちゃんもショックを受けながらも、矢原のその時の機転に深く感謝した。その話が今ここで進行中だった訳だ。イクちゃんは、町のスポーツ店の跡取息子から大きく、経営者と言う立場にハンドルを切り替えて来た。それは、少なくても前島美香に対する自分の決意であり、佐伯勇太郎に対する挑戦なのであった。矢原は、元々体育大学で中退はしたものの、機械体操をやっていたスポーツマン。又、現在ゴルフ用品の製造販売の会社で、外回りをやっている事もあり、十分に仕入、販売の知識もある。そんな事で意気投合し、街のスポーツ店からの脱却を目指すイクちゃんの両親との経営転換とも合致した訳だ。イクちゃんが、そのスーパー内の店長となり、仕入担当に矢原が転職に決まったのであった。

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