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日々
「由香里の言う通りじゃのう・・ほんまじゃ。わしは、もうちょびっと遠慮せんと言うてもええ立場じゃ。勿論知っとる範囲内での。ほやきんど、叱咤の後にはちゃんとフォローも要る。人の指摘する以上は自分も磨かにゃならん・・その通りじゃ。陰口なら好いた事言える。ほやきんど意見するっちゅうのは、全く違う話じゃわ」
うん・と由香里も頷いた。自分もそうありたいと今は強く思っているからだ。沢木の生き様が、周囲に浸透して行く。それ大きな流れと共に・・
それから数週間、ようやく秋レースの本番真近を迎えた。




