日々
「それ・・沢木グループの社是になっとる。行動こそ全てに先んずる。オーナーは、一生懸命取り組んで、失敗した事あったとしても絶対怒らん。きんど、言い訳したり自分のミスを転嫁する者は容赦せんきん。お父んは付き合いが長いきん、もう体で分かっとんのよな。きんど、うちの意見言うてええ?」
「おう・・」
父娘の会話が以前とは違い、多くなった。働き始めた由香里は、色んな人達と混じ合い、そして沢木グループと言う一貫した会社の方向性の中で、急成長をしている。洋司もそれは娘の成長と共に感じている。
「オーナーはこう言うんよ。最初は人真似でも何でも構わん。分からん事は、質問攻めしたって構わん。その上で、仕事においてはまずどう言うもんかを理解せにゃならん、対人関係においては人、同僚ちゅうもんを知り、理解せにゃならん。特に外に出て対面する仕事を持つもんは、とにかく情報を集め、自分の知識を深め、人を見抜かにゃならん。ほやきん、最初はとにかく知ったかぶりでも時には構わん。対話の中から実戦的なスキルアップをせえ。又内に居る者は、常日頃から自分の仕事に対する反省に努め、どうやれば簡素化出来て、無理・無駄・無謀を防ぎ、結果として、つまらんミスに繋がるものを省いて行く事じゃ・・と。」




