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日々

「いや・・お前の能力ちゅうか鳩見る眼は、わしも知っとる。ほやきんど、ええ事か悪い事かよう分からんのじゃきんど、じゅんさん後遺症ちゅうんか・・他鳩舎とか、レースの分析・批評する評論家が最近増えとんよ。他鳩舎を見て、自鳩舎の比較をする。或いは競翔の分析をする。何ちゃ間違うては居らんし、大切な事じゃと思う。前向きな姿勢には違い無い。ほやきんど、それにはしっかりした自分自身の裏付けとなるもんを持っとらな、そこらで井戸端会議をするおばはんと一緒で無いかいのう・・」

「ふふ・・お父んの言うとる事ちょびっと分かる。喫茶店で、そう言う話題が多いんじゃね?」

「はは・・」


 洋司が少し頭を掻いた。


「わしゃ、じゅんさんの影響かのう。べらべら釣りしよっても解説したり、必要外の事は喋らんのよ。ほやきんど聞かれたら、ほんまに適格なアドバイスと、疑問に答えてくれる。その言葉の一つ一つが重いんよ。わしは、じゅんさんの後姿見て、自分がその技盗んで来た。頭から入る者ちゅうんは理屈だけ達者で、ついてくるもんが無いんよ」

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