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日々
そこにもヤマチューの気遣いを感じるが、由香里は茫然自失状態。八重子が喫茶店を早仕舞いすると玄関に札を掲げ、二人が一端帰った後に、忙しく由香里と洋司の喪服の準備を始めるのであった。八重子が由香里に、
「由香里、あんた、しっかりせな。明日の鳩の世話は私がするし、こう言う事はな、突然じゃってあるんじゃきん、年とる言うんはそう言う事やきんな」
「ほんでも・・ほんでもうちは、かーおいちゃんにまだまだ・・」
涙が毀れた。
八重子が、
「分かっとる。ほやきんど、由香里、ちゃんと見送ってあげるんで。ええな?」
「うん・・うん」
東予連合会に入会し、優しい微笑みで暖かく見守ってくれたかーおいちゃん。その瞳を思い出して涙が止まらない。洋司と一緒にどれだけお世話になったのか・・。




