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日々
とりと、田村が微笑んだ。このチームワーク、人間関係。それは全て経営者の人柄が映し出すものだ。
佐伯のような暴君では、命令に忠実に人は動いても、奇抜な発想や、進んで自分から動こうとする者等現れないだろう。洋司と一緒に、沢木・佐伯との決別の話を聞いていたとりは、そう思った。今日の糧を得る為に、確かに労働力を供与する。しかし、働く意欲とは決してそうでは無い。物作り日本にあって、職人として極める事に意欲を見せるのも良い。人に接し、笑顔、感謝を貰う事を自分の生甲斐とするのも良い。そこに満足感、達成感が得られぬ仕事は、ただ消費するだけの無機質な時間に終わってしまう。競争原理とはこう言う所にもある。自由社会の本文とはここにあると言える。勿論、それは枝葉論ではあるが・・。
再び沢木のシーンに・・
「聞いたで、沢木。佐伯グループと絶縁宣言したそうじゃのう。慌てふためいとったど。現場は」




